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新築を建てる際の生活動線

8月
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住まいを新築する時、明るく開放的な住まいを建てたいと思います。生活動線を考え、その動線がスムーズにいくように、間取りを考えていきます。しかし、それだけでは完全に良い住まいと言えません。高断熱高気密住宅、省エネ住宅、健康住宅などのテーマに沿って、より居住性を高めていきます。日本の伝統的な住まいは、自然と共にありましたが、現在の住まいは、厳しい自然環境から居住空間を遮断し、人工的に新しく、快適な住環境を作っています。

私の先輩が住まいを新築する時、地中熱を利用して、根本的な空調を行い、24時間換気システムをするようにしました。夏や冬に、居住性を上げるためには、どうしても冷暖房が必要になりますが、冷暖房をできるだけ使わなくても良いようにしています。どんなに暑い夏でも、寒い冬でも、地表から深さ5メートル前後の所では、あまり温度が変わらず、ここの空気を住まいに引き入れると、夏は涼しくなるし、冬は暖かくなります。もちろん、冷暖房したようになるわけではありませんが、エネルギーを使うことなく、居住性を上げていくことが可能になります。

住まいの床下にこの地中熱を取り込んで、床下を含めて、24時間換気していくわけです。そのためには、基礎の立ちあがり部分に外張り断熱を施工し、住まい全体の気密性や断熱性を高めていかなくてはいけません。気密性や断熱性を高めていくのは、簡単ではありません。施工する側の高い技術が求められます。特に、高気密を実現するには、住まい全体で考えていかなくてはいけません。例えば、コンセント部分で、気密性が途切れてしまうと、壁の中に、結露が生じてしまいます。現在の住まいを取り巻く環境は、電気配線だけでなく、電話用配線やテレビ用配線もあります。家電の種類も増え、パソコンやAV機器も使います。以前よりも、1部屋当たりのコンセントも多く必要になりました。ここから湿気が入り、結露してしまい、問題が出てきました。

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